米田康彦
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米田 康彦(よねだ やすひこ、1938年2月3日[1] - 2003年5月19日[2])は、マルクス経済学者。専門は政治経済学[3]。
兵庫県生まれ[4]。1960年東京大学経済学部卒業。1964年東京大学大学院経済学研究科修士課程修了[1]。1968年東京大学大学院経済学研究科博士課程修了[5]。1969年から1986年まで福島大学に勤務[2]。福島大学経済短期大学部助教授[6]、教授[7]、福島大学経済学部教授を務めた[3][8]。1986年中央大学経済学部教授[2][5]。90年代に経済学部長や理事を務めた[2]。
経済理論学会幹事・『年報』編集委員長、土地制度史学会理事、経済学教育学会代表幹事などを務めた。経済学史学会会員[2]。
中央大学経済研究所編『現代資本主義と労働価値論』(中央大学出版部、2000年)、森岡孝二、杉浦克己、八木紀一郎編『21世紀の経済社会を構想する――政治経済学の視点から』(桜井書店、2001年)などにも執筆。
著書[編集]
- 『賃労働と資本講義』(学習の友社[科学的社会主義「古典」講義シリーズ]、1978年)
- 『講座資本論の研究(第2-4巻)資本論の分析(1-3)』(編、青木書店、1980-1982年)
- 『現代の資本主義経済』(編、学習の友社[現代の社会科学 : 変革の展望をひらく]、1986年)
- 『労働価値論とは何であったのか――古典派とマルクス』(新村聡、出雲雅志、深貝保則、有江大介、土井日出夫共著、創風社、1988年)
- 『経済学』(置塩信雄、鶴田満彦共著、大月書店、1988年)
出典[編集]
- ↑ a b 総合大学問題研究所編『日本大学大鑑 1980年度版』日本学術通信社、1980年、933頁
- ↑ a b c d e 『経済学史学会ニュース』第22号(PDF)2003年8月
- ↑ a b 講座今日の日本資本主義編集委員会編『講座今日の日本資本主義 第3巻 日本資本主義の危機の構造』大月書店、1981年
- ↑ 島恭彦、宇高基輔、大橋隆憲、宇佐美誠次郎編『新マルクス経済学講座 第1巻 マルクス経済学入門』有斐閣、1972年
- ↑ a b 米田康彦、新村聡、出雲雅志、深貝保則、有江大介、土井日出夫『労働価値論とは何であったのか――古典派とマルクス』創風社、1988年
- ↑ 武田隆夫、遠藤湘吉、大内力編『資本論と帝国主義論――鈴木鴻一郎教授還暦記念 上 資本論の形成と展開』東京大学出版会、1970年
- ↑ 米田康彦『賃労働と資本講義』学習の友社、1978年
- ↑ 清水嘉治、松原昭編『経済政策論を学ぶ 新版』有斐閣選書、1986年
外部リンク[編集]
- 米田康彦 日本の研究.com