筒井順慶歴史公園
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筒井順慶歴史公園(つついじゅんけいれきしこうえん)とは、現在の奈良県大和郡山市長安寺町に存在する公園である。
概要[編集]
平端駅のすぐ東に長安寺墓地があり、ここが筒井順慶歴史公園として整備されている。筒井順慶は安土桃山時代に織田信長・豊臣秀吉の配下として大和国を支配した大名であり、現在の大和郡山市の基礎を築いたひとりである。天正12年(1584年)に順慶は36歳の若さで死去した。順慶の墓は当地に五輪塔として造られ「順慶陽舜坊法印三十六歳于時入滅天正十二季甲申八月十一日」の刻銘がある。墓は桁行、梁間とも一間の簡素な宝形造の覆堂の中に存在し、覆堂は順慶が死去した年から翌年にかけて造られたものと見られ、国の重要文化財に指定されている。五輪塔や石灯篭も重要文化財として指定を受けている。