竹内一夫
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竹内 一夫（たけうち かずお、1923年9月29日 - 2021年12月8日）は、日本の脳外科医。
略歴[編集]
東京府出身。昭和21年（1946年）に東京帝国大学医学部を卒業し、虎の門病院脳神経外科部長などを歴任。昭和48年（1973年）に杏林大学教授に就任。昭和63年（1988年）から10年にわたって同大学の学長を務めた。
当時の厚生省に対し、脳死に関する研究班の班長として昭和60年（1985年）に脳死判定基準を策定し、この基準は竹内基準と呼ばれて日本の脳死臓器移植の確立に貢献している。
令和3年（2021年）12月8日に東京都内の病院で死去した。98歳没。葬儀・告別式は親族で行われた。
著書[編集]
- 『頭の写真 頭蓋単純撮影』南江堂 1962
- 『図説臨床脳神経外科学』医学書院 1967
- 『頭蓋内石灰化像』医学書院 1973
- 『脳死とは何か 基本的な理解を深めるために』講談社ブルーバックス 1987
- 『脳とともに』講談社出版サービスセンター (製作) 1989
- 『続・脳とともに』講談社出版サービスセンター (製作) 2009
- 『回帰の旅 一医学徒の世界』信山社出版 2010
- 『不帰の途 脳死をめぐって』信山社出版 2010