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私鉄協同無線センター

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
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私鉄協同無線センター株式会社(してつきょうどうむせんセンター)とは、東京特別区武蔵野市三鷹市で営業する小田急交通京急交通の無線配車業務を行う企業である。

概要[編集]

本社は港区三田5の小田急交通本社と同地にある。かつては京王電鉄系列の京王自動車も加わった3社が協同で配車業務を行う東京私鉄自動車協同組合(とうきょうしてつじどうしゃきょうどうくみあい)として運営されていたが、京王自動車が帝都自動車交通と業務提携を開始する関係で組合を脱退。現在の形式となった。

私鉄協同無線から配車を受ける小田急と京急の車両の社名表示灯は家紋の三ツ星形で、中央に社名を表記。左右に私鉄と1文字ずつ入り、台座部分に無線番号が入る。

配車を行う営業所[編集]

小田急交通
京急交通

脱退した事業者[編集]

いずれも東京私鉄自動車協同組合時代に脱退。

京王グループ帝都自動車交通との業務提携開始に伴って脱退。
  • 関東タクシー
  • 関東観光
関東バス系列。京王電鉄へ譲渡。
  • 東急サービス
東急グループ。1974年にタクシー事業を廃止。
  • 東武金龍自動車→金龍自動車交通
東武グループ(東武鉄道直系→朝日自動車グループ)
後に私鉄協を脱退して中央無線へ移籍。
相鉄グループ日本交通と日交データサービスへ株式を譲渡し、商号を日本交通横浜へと変更。これにより相鉄グループを離れ、私鉄協も脱退。
  • 臨港交通
京浜急行系列(川崎鶴見臨港バス子会社)2014年に京急グループの有していた株式が飛鳥交通へ譲渡され、私鉄協を脱退。
  • 富士急横浜自動車
富士急行系列。日の丸自動車興業へ営業権を譲渡して脱退。