福見寺

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

福見寺(ふくみじ)とは、愛媛県東温市山之内1422に存在する真言宗豊山派寺院である。山号は俵飛山。

概要[編集]

横河原駅の北およそ4キロの地点、重信川上流の渓間にある山寺で、奈良時代初期の養老2年(718年)に開基されたといわれる。神亀年間(724年から729年)に鎮守として蔵王権現が祭祀され、平安時代から鎌倉時代にかけては修験者の霊場として繁栄した。

境内はおよそ3300平方メートルで、本堂や鎮守堂、参篭堂などがある。本尊にはインドの僧侶・玄奘三蔵の作品といわれる水月観音菩薩と、愛媛県から文化財に指定されている木造聖観音菩薩立像、法道仙人がここで「飛鉢の術」を行ったという伝説もある。

アクセス[編集]