神谷花蓮
神谷花蓮は、漫画『終末のハーレム』の女性キャラクター。
プロフィール[編集]
年齢:?? / 身長:161cm / スリーサイズ:80(Dカップ)-55-81[2]
人物[編集]
翔太の専属担当官[話 1]。外側に跳ねたロングヘアと金色の瞳孔[単 1]が特徴。常に笑顔を絶やさず明るい口調で話すが、その中には表情に反して威圧や揶揄なども含まれている[話 2][話 3][話 4][話 5][話 6][話 7][話 8][話 9]。翔太のメイティング環境を変えて恭司や怜人よりも効率良く進めさせようと、彼に高校生活をやり直させる環境を民生長官に希望して用意させており、鬼原からも期待されている[話 1]。
個人情報は不明[注 1]。表向きは翔太の補佐役として、彼の級友の女子生徒たちと同じ女子用制服姿や体操着姿で彼女たちを紹介する一方、柚希を翔太と再会させたうえで彼への「ご褒美」を強く薦め[話 2]、翔太と柚希を結ばせることに成功している[話 3]。また、奈都とも結ばれた翔太による詰問に答えて教室で女子生徒たちを脱衣させ、欲情した彼女たちとのメイティングを翔太に強く薦める姿は、鬼原に称賛されている[話 11]。その後も翔太と女子生徒たちのメイティングを成功させようと双方を煽り、さまざまな手段を用いている(詳細は#翔太のメイティング候補たちを参照)。
恭司や怜人には役職上の対抗心を持っており[話 12]、当初は翔太についても軽く見ていたことが台詞からうかがえるが、彼が1週間程度で現在の環境の推論に至ったことについては、内心で驚嘆している[話 11]。しかし、柚希との初体験から1か月未満で春歌・奈都・晶との4Pに励むまでに至った翔太については、褒める一方で「中国の皇帝みた〜い!」[注 2]と嘲笑している[話 5]。
民生長官を介して「メイティング計画」を知る者の1人でもあり、その開始数日前には自室で美貌に磨きをかけながら通信に明るい口調で答えている[話 1]ほか、汐音が翔太とのメイティングに至った後には「研究所」の増加を提案している[話 6]。イザナミによる爆破テロ後には翔太に怜人たち4人の存在を明かして彼らへの敵意を煽り、UW世界本部によるUW日本支部への介入で民生長官による後ろ盾を失うが、利害の一致する翔太を「世界一の男性」に据えて自分は指揮に回り、世界で一番偉くなるという野望をサッカーに例えながら明かして翔太と結託する[話 13]。メイティング施設への避難後には、クロエに会談や取引を経て三賢者との面会や国務長官の地位を要求し[話 9]、翔太のメイティングを再開させて彼に恭司のメイティング候補たちを提供する[話 14]。この時点で民生長官の役職を引き継いでいたことから、首藤への意見もできるようになっている[話 15][話 16]。それゆえ、翔太が玲奈に着目した際には彼女を睡眠薬で眠らせての一方的なメイティングすら目論んだうえ、「部下」となった寧々子からの抗議にも彼女のことを見下して凄んでいる[話 17][注 3]。また、それらの件に激怒する恭司を軽くあしらった後には彼と揉めること自体が目的だった旨を首藤に明かして身震いさせている[話 16]ほか、翔太に惹かれるようになったエリカには覚悟を示させる名目で高松を殺害させてほくそ笑んでいる[話 18]。そういった手腕は、呂に占いで「女狐」と酷評されている[話 19]。
UWによるロスアニアへのプロパガンダが公表された[話 20]後には、恭司とゆかりに出奔されたことをクロエとポープに報告し[話 21]、その処罰として部下たちを取り上げられる[話 22]。しかし、翔太を春歌・奈都・晶・律香・葉句露・小雪・兎水との8Pに励ませた後、柚希のもとへ案内して彼女が男児を出産間近であることを明かし[話 22]、クロエたちに追いつめられた怜人たちのもとへ翔太やイザナミと共に現れる[話 23]。その後、クロエたちの暴挙や恭司の最期の映像を撮影できたことに平然と歓喜し、それを扇動的かつ感動的に公開することによって難民たちの暴動を発生させると、怜人たちの功績を横領することを翔太に提案し[注 4]、彼と共に大衆の前に現れて日本を支配下に置く[話 24]。
脚注[編集]
注釈[編集]
- ↑ 第12話の扉ページでは、慶門市立西高等学校の女子用制服姿が描かれている[話 10]。なお、更新時点の午前0時では全裸だったが、午前8時には制服姿へ差し替えられた。また、単行本第2巻にはどちらも未収録だったが、第3巻には中表紙に全裸が収録されている[単 2]。
- ↑ 連載時は「アラブの王様みた〜い!」だったが、単行本第5巻ではこの台詞へ変更されている[単 3]。
- ↑ 一方的なメイティングについては翔太が思い留まることを見越していたのかは不明であるが、会食の場にて昏倒した玲奈を抱き上げた際の彼の台詞「他人の女性を盗るのは… ゾクゾクするね」も含め、その旨が描かれる第60話のサブタイトルは「卑略」となっている[話 17]。
- ↑ それに先駆け、怜人たちの功績を握り潰すことすら提案している[話 24]。
出典[編集]
ウェブサイト[編集]
- ↑ “『聴くジャン!』第4弾『終末のハーレム』”. 集英社、2017年7月10日確認。
- ↑ “神谷 花蓮 - 終末のハーレム 公式サイト”. 集英社、2020年8月9日確認。
単行本[編集]
参照話数[編集]
- ↑ a b c 第2巻 2016, 第11話
- ↑ a b 第2巻 2016, 第14話
- ↑ a b 第3巻 2017, 第15話
- ↑ 第4巻 2017, 第27話
- ↑ a b 第5巻 2018, 第29話
- ↑ a b 第5巻 2018, 第31話
- ↑ 第6巻 2018, 第38話
- ↑ 第7巻 2018, 第42話
- ↑ a b 第8巻 2019, 第50話
- ↑ 第2巻 2016, 第12話
- ↑ a b 第3巻 2017, 第19話
- ↑ 第3巻 2017, 第16話
- ↑ 第7巻 2018, 第43話
- ↑ 第8巻 2019, 第53話
- ↑ 第9巻 2019, 第59話
- ↑ a b 第9巻 2019, 第61話
- ↑ a b 第9巻 2019, 第60話
- ↑ 第10巻 2020, 第64話
- ↑ 第10巻 2020, 第63話
- ↑ 第12巻 2020, 第78話
- ↑ 第12巻 2020, 第79話
- ↑ a b 第12巻 2020, 第81話
- ↑ 第12巻 2020, 第84話
- ↑ a b 第12巻 2020, 第85話
参考文献[編集]
- LINK(原作)/宵野コタロー(作画) 『終末のハーレム 第1巻』 集英社、2016年。ISBN 978-4-08-880819-2。
- LINK(原作)/宵野コタロー(作画) 『終末のハーレム 第2巻』 集英社、2016年。ISBN 978-4-08-880842-0。
- LINK(原作)/宵野コタロー(作画) 『終末のハーレム 第3巻』 集英社、2017年。ISBN 978-4-08-881087-4。
- LINK(原作)/宵野コタロー(作画) 『終末のハーレム 第4巻』 集英社、2017年。ISBN 978-4-08-881243-4。
- LINK(原作)/宵野コタロー(作画) 『終末のハーレム 第5巻』 集英社、2018年。ISBN 978-4-08-881438-4。
- LINK(原作)/宵野コタロー(作画) 『終末のハーレム 第6巻』 集英社、2018年。ISBN 978-4-08-881523-7。
- LINK(原作)/宵野コタロー(作画) 『終末のハーレム 第7巻』 集英社、2018年。ISBN 978-4-08-881634-0。
- LINK(原作)/宵野コタロー(作画) 『終末のハーレム 第8巻』 集英社、2019年。ISBN 978-4-08-881762-0。
- LINK(原作)/宵野コタロー(作画) 『終末のハーレム 第9巻』 集英社、2019年。ISBN 978-4-08-882044-6。
- LINK(原作)/宵野コタロー(作画) 『終末のハーレム 第10巻』 集英社、2020年。ISBN 978-4-08-882188-7。
- LINK(原作)/宵野コタロー(作画) 『終末のハーレム 第11巻』 集英社、2020年。ISBN 978-4-08-882304-1。
- LINK(原作)/宵野コタロー(作画) 『終末のハーレム 第12巻』 集英社、2020年。ISBN 978-4-08-882457-4。