睡眠薬

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睡眠薬とは、近年では「睡眠導入剤」という。「麻酔」は体内時計まで止めてしまうので、「睡眠薬」ではない。

概要[編集]

いわゆる「不眠症」のように、「ちゃんと寝ているはずなのに、グッスリ眠った感じがしない」とか「ちゃんと眠らないと体力的に保たんと思うが眠れない」というときに服用する薬物である。睡眠時の緊張や不安を取り除き、寝つきをよくするなどの作用がある。

人間生活との関わり・利用[編集]

「濫用」は、ラリハイや自殺などに用いること。ブロバリン系は「重い」が、ハルシオン(通称「アップジョン」)などは、「1シート服んでも死ねない」と専門家が笑っていた。ただし入眠前の記憶がすっ飛んだりするので、アルコールとの併用は奨励されない。
「多くは国際条約上、濫用の危険性のある薬物にあたる。ハーバード大学医学部によると、睡眠薬などを使用する前に、医師に相談する必要がある。」とかいった話はあるらしいが、いわゆる「眠剤」は患者の体質との関係もあり、「ジェネリックだとうまく効かない」とかいった話もある。

主な睡眠薬[編集]

ベンゾジアゼピン系
ハルシオンが代表的であり、「超短時間作用型」と言われて「すぐに効いて、キレがいい」のが特徴なのだが、入浴やストレッチなどして充分にリラックスしておかないと、「入眠する前に薬効が切れてしまう」という弱点がある。
非ベンゾジアゼピン系
マイスリーが広く用いられる。リラックス効果があり家庭用としては好適だが、そのかわり効きが浅くて「入院中に処方されたが、病棟では同室の患者が譫妄を起こしたり急変したりして一晩中ドタバタしているので寝入りっぱなを起こされるため さっぱり眠れず、翌朝のバイタルチェックや採血などが眠くてつらかった」という話がある。
オレキシン受容体拮抗薬
バルビツール酸系
総じて重い。濫用されることを警戒して、医者も入院患者にしか出さないことが多い。
抗ヒスタミン薬


睡眠薬を処方してもらう場合、院内処方を行なっている「かかりつけ医」の存在は必須である。カウンセリングは面倒臭いので、近年では薬ブル療法が主流であるため、「向精神薬のソムリエ」みたいなお医者さんがいるとよい。濫用を避けるため向精神薬は一度に多くは出せないため、倍量を「一日分」として出してくれて、「半錠だけ服用してください。どうしても眠れないときはもう半錠」とかいった融通を利かせてくれるお医者さんがいい。

関連項目[編集]