「第2回エンペディア大賞」が2月いっぱい開催中です。2024年に作成された記事の中から、お気に入りの記事に投票しましょう!
神社新報社
株式会社神社新報社(じんじゃしんぽうしゃ)は、神社界の専門紙『神社新報』を発行する新聞社、出版社。
神社新報社[編集]
1946年2月3日に神社本庁が発足。宮川宗徳初代事務総長は3月26日から開かれた第1回評議員会で機関紙の発行を提案したが、組織内の混乱を招くとして反対意見が出された。また宮川は総長を補佐する立場にあった葦津珍彦に協力を頼んだが、経営の見込みが立たないとして断られた。しかし、宮川は1946年5月に本庁内に編纂課を設置し、6月に葦津に再び協力を求め快諾を得た。宮川らは7月8日付で本庁の機関紙として『神社新報』を創刊した。創刊当初から編纂権は本庁執行部から独立していた。1947年4月28日開催の理事会で本庁から明確に独立し、同年12月に「株式会社神社新報社」となった。本庁から独立した理由は「新報の占領行政に対する報道の影響を本庁に及ぼさない」という消極面と「経営的に独立しない新聞は機関紙としての価値がない」とする葦津の考えという積極面の両面があった[1]。
新聞発行のかたわら、神道関係の書籍の発行も行っている。また神社・神道専門のインターネット書店「BOOKS鎮守の杜」を運営し、自社以外の出版社が発行した書籍も販売している。
神社新報[編集]
週刊紙(月4回、毎週月曜日発行)、ブランケット判6ページ通常立て、発行部数5万部(2023年時点)[2]。神社界唯一の全国メディア[3]、歴史的仮名遣いを使用する唯一の週刊紙であるとされる[2]。
神社本庁の機関紙かつ神社界の専門紙という性格を持つ[1][3]。編輯長や社長を務めた澁川謙一は「…神社新報社は単なる神社界の業界紙ではない。敬神尊皇の志を具現するために努める神社界の機関紙である」と述べている[1]。
所在地[編集]
出典[編集]
- ↑ 以下の位置に戻る: a b c 神社新報の歩み 神社新報社
- ↑ 以下の位置に戻る: a b 会社概要 神社新報社
- ↑ 以下の位置に戻る: a b 社説 〜創刊六十周年に際しての誓ひ〜 神社新報社