神保 長国(じんぽ ながくに、生没年不詳)は、戦国時代の武将。越中守護代として同国を支配した神保氏の一族。
長国は神保長職の3男で長住の弟とする説と、神保氏傍流の出身者とする説があり、血縁関係からして不明である[1]。元亀3年(1572年)10月の時点で越中火宮城主として越後の上杉謙信と敵対していた[1]。このため、天正4年(1576年)に謙信が越中へ侵攻すると長国は越中から追放されて京都に逃れた[1]。なお、寺院への諸役免除や寄進などを行なっている[1]。