硝酸カリウム (しょうさんかりうむ)は、硝酸とカリウムの塩である。
常温では白色の粉末である。空気中では安定している。産地は偏在しており、中国が産地である。
黒色火薬の酸化剤として火縄銃の発明後は重要な戦略物資となった。これは水に溶けやすいので降水量の多いヨーロッパや日本では天然には産出されず、試行錯誤の末、尿を藁にかけて風雨のかからないところで発酵させたり、古い民家の床下の土を煮出したりすることによって生産できるようになった。