黒色火薬 (こくしょくかやく)とは、木炭、硫黄、硝酸カリウムを混合して作られた火薬である。
色は黒色であるのでこの名がある。羅針盤、活版印刷とともに中国で誕生したこの物質は「世界の三大発明」と今日では言われている。
7世紀から9世紀にかけて中国で発明された。中国では黒色火薬の三要素である硝酸カリウムが産出されること、錬金術である錬丹術が盛んであったことからその過程で誕生した。当初は狼煙として使用されたが、後にロケット弾として軍事用に転用された。この技術がイスラム世界を経てヨーロッパに伝わり、火縄銃が開発された。
参考文献[編集]
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