石世
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石 世(せき せい、339年 - 349年[1])は、五胡十六国時代の後趙の第4代皇帝(在位:349年)[1]。
生涯[編集]
父は第3代皇帝の太祖[1]。母は前趙の皇帝・劉曜の娘[2]。340年代後半に兄らが後継者をめぐり反目しあって、348年4月に皇太子だった石宣が石韜を殺したため、石虎は石宣を殺して石世を10歳で皇太子に立てた[1][2]。幼少のため、石遵や石斌らに後事が託されていた[2]。349年に父帝が崩御すると皇位を継いで即位したが、河内に駐屯していた兄の石遵により皇位を奪われて殺害された[1]。享年11。在位期間はわずか33日(一説に22日)だった[1]。