矢澤利弘

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矢澤 利弘(やざわ としひろ、1965年 - )は、経営学者、映画研究者。県立広島大学地域創生学部地域創生学科教授。アルジェント研究会代表。公認会計士日本証券アナリスト協会検定会員。

経歴[編集]

東京生まれ[1]。1989年早稲田大学商学部卒業、日本経済新聞社に入社。1992年退社。公認会計士第2次試験合格後、1997年監査法人伊東会計事務所に入社。1998年ブルームバーグ・エル・ピー東京支局ニュース部門記者。2003年大学院に進学。2005年早稲田大学大学院アジア太平洋研究科修士課程国際経営学専攻修了。2011年早稲田大学大学院アジア太平洋研究科博士後期課程国際関係学専攻修了[2]。2012年「映画祭のマネジメントの研究」で博士(学術)(早稲田大学)[3]

2003年株式会社アルジェントを設立、代表取締役(2013年まで)[2][4]。情報開示や映像ビジネスの諸問題等に関するコンサルティングを行う[4]。2005年公認会計士矢澤利弘事務所所長。2009年映画専門大学院大学映画プロデュース研究科准教授、2013年広島経済大学経済学部経営学科教授、2016年県立広島大学地域創生学部地域創生学科教授。この間、2016-2017年および2018-2019年県立広島大学経営管理研究科教授、2017-2021年同大学監査室室長[2]

人物[編集]

イタリアの映画監督ダリオ・アルジェント研究の第一人者。2004年にアルジェントの作品を中心に研究する映像学の学術団体[5]であるアルジェント研究会を創設した[6]。2007年3月に刊行した『ダリオ・アルジェント――恐怖の幾何学』(ABC出版)は日本初のアルジェントに関する本格的な研究書として注目を集めた[1]。雑誌や書籍『イタリアン・ホラーの密かな愉しみ――血ぬられたハッタリの美学』(山崎圭司編、フィルムアート社、2008年)などにも執筆している。

2008年より広島こわい映画祭プロデューサー[2]。「広島こわい映画祭」は矢澤研究室が企画・運営している[7]

2020年2月14日のツイートによると、「#好きな洋画とりあえず9本」はサスペリア PART2サスペリアインフェルノシャドーフェノミナスタンダール・シンドローム歓びの毒牙オペラ座/血の喝采4匹の蝿[8]

出典[編集]

外部リンク[編集]

矢澤利弘
アルジェント研究会