田淵正文
田淵 正文(たぶち まさふみ、1958年(昭和33年) 6月25日 - )は、日本の医師、政治家。
来歴[編集]
1958年、岡山市生まれ。1978年4月東京大学理科3類入学。1984年3月、東京大学医学部医学科卒業。
東京大学医学部附属病院内科系研修医を経て、国家公務員等共済組合、東京共済病院内科(常勤医)。1989年、東京共済病院内科医長。1991年5月中目黒消化器クリニック開設。
東京共済病院内科(非常勤)兼務(‐1995.3)。1996年、東京女子医大(非常勤講師)兼務(‐2003.4)。1997年、東京大学医科学研究所講師兼務(‐2002.3)。2002年、東京大学腫瘍外科講師(‐2012.3)などを歴任している。
- 以下経歴
- 1958年 岡山県岡山日赤病院にて生まれる
- 1971年 岡山市達弘西小学校 卒業
- 1974年 岡山大学教育学部付属中学校 卒業
- 1977年 岡山県立岡山芳泉高等学校 卒業
- 1978年 東京大学理科Ⅲ類 入学
- 1984年 東京大学医学部医学科 卒業 医師国家試験 合格 東京大学医学部付属病院内科系研修医
- 1986年 国家公務員等共済組合東京共済病院内科
- 1989年 同 内科医長
- 1991年 中目黒消化器クリニック開業 東京共済病院内科 兼務(~1995年)
- 1996年 東京女子医大(非常勤講師) 兼任(~2003年)
- 1997年 東京大学医科学研究所講師 兼任(~2002年)
- 2002年 東京大学腫瘍外科講師 兼務(~2012年)
- 2014年 内閣府独立行政法人日本医療研究開発機構客員調査員 兼務
コロナに関する医療施術[編集]
ワクチン接種を補完する方法として、コロナの特効薬、予防薬を推奨する。[1] 2021年3月11日号(週刊新潮) 3種の配合剤(イベルメクチン、カモスタット、クラリスロマイシン)と一緒に処方。
クラリスロマイシンは、風邪など上気道の疾患に使う薬で上気道に存在する菌に広く効くといわれる。 さらに代謝経路がイベルメクチンと全く同じ効果なので同時投与すると、細胞のなかからウォッシュアウト、つまり時間が経過しての消滅がされにくくなり、イベルメクチンを細胞内の濃度が高い状態で保ちコロナ治療の強い効果をもたらす。 一方、カモスタットは、イベルメクチンとは異なるメカニズムでウイルスが細胞のなかに入るのを妨害する。 このように作用機序の異なる複数の3種の配合薬でウイルスを叩くのを基本とする。
抗原検査で陽性になりコロナ感染の症状が出てから早く飲んだ人は1、2日で、合併症がある人も3、4日で完治していく事例を持つ。
政治家として[編集]
2020年3月、日本維新の会所属議員として4月12日告示、4月19日投票の目黒区長選挙予定候補者として立候補することを発表した。[2]
同選挙にあたって、5つの政策を掲げるのみならず、「目黒を変える!100の政策提言」として100にも及ぶ提言内容を発表した。
著書[編集]
- 『私は、“ガンで亡くなる方の2人に1人は救えた!”と考えています』 2013年8月17日初版(アスカビジネス)
- 『大学病院でガン臨床医が実証!!「紫イペエキス」でガンと闘え!!』2005年4月1日(川口雄才監修による取材 青山書籍)
寄稿[3][編集]
- 自然史と臨床からみた大腸ポリープの治療方針とフォローアップのあり方(ライフサイエンス出版 Therapeutic Research 18)2011年4月1日
- 高密度焦点式超音波療法における拡大内視鏡による直腸粘膜の損傷の評価 (日本Endourology・ESWL学会 Japanese Journal of Endourology and ESWL)2006年
- 高齢者の大腸ポリープの特徴と取り扱い(臨床検査 49巻12号)2005年11月 東京共済病院
- 水浸ストレート法のすすめ-SD通過時直線化率72%(日本消化器病学会 101巻)2004年3月20日
- 血中脂質濃度と大腸腫瘍の関係(日本消化器病学会雑誌 101巻)2004年
- 早期大腸癌の時間学, 特に表面・陥凹型ルートと隆起型ルートの比較 日本消化器病学会雑誌(日本消化器病学会雑誌 99巻)2002年
- 有茎性大腸sm癌の絶対分類の試み(大腸癌研究会sm癌取扱いprojectにて検討中の絶対分類をもとに)(Progress of Digestive Endoscopy 61(1))2002年
- Barrett食道内腸上皮化生, 早期食道内腺癌診断における色素法の有用性に関する検討(日本消化器病学会雑誌 98巻)2001年
- 微小焦点の検出のための重要な二重色素染色(メチレンブルーおよびクリスタルバイオレット)を伴うビデオ内視鏡検査(日本消化器病学会雑誌 98巻)2001年
- 大腸超微小癌の内視鏡診断(日本消化器病学会 97巻)2000年
- ピットパターンと大腸腫瘍の診断(日本消化器病学会 96巻)1999年2月5日
- 大腸微小癌の内視鏡診断(メディカルレビュー社 Pharma Medica 17(6)) 1999年
論文[4][編集]
- 迅速ウレアーゼ試験との対比からみた生検組織を用いた Helicobacter pylori の存在診断の精度に関する検討 (1998 中目黒消化器クリニック)
- 大腸微小病変の内視鏡診断 大腸用近接型拡大電子内視鏡を用いたピット診断(1992 東京大学物療内科)
- IIc+IIa型早期大腸癌の1例 (1989 昭和大学第1病理 )
- 水浸拘束およびエタノール投与によるラット急性胃びらんに対する血小板活性化因子(PAF)きっ抗薬CV‐3988の効果 (1988 東京大学医学部物療内科)
関連人物[編集]
- 東国原英夫 2020年11月29日、時局パネルディスカッションを通じて昵懇の仲となる。 [5]
- レオナルド・ナシメント・ジ・アラウージョ 2015年10月17日、アスリートとドクターが語る『健康』トークショーにて [6]
- 中田浩二 2015年10月17日、アスリートとドクターが語る『健康』トークショー(MC)[7]
- 大村智 イベルメクチンを発見しノーベル生理学・医学賞受賞した博士。ともに面識がある。田淵正文とイベルメクチンに関するニュースは「開発した人」「実際に医療現場で活用している人」として掲載されることが多い。(前述 コロナに関する医療施術を参照)
脚注[編集]
- ↑ “「イベルメクチン」発見者・大村智博士が訴える「特例承認すべき」 国内でも服用患者は「あっという間に治った」」” (日本語). 週刊新潮. 2021年9月11日確認。
- ↑ “たぶち正文オフィシャルサイト” (日本語). たぶち正文オフィシャルサイト. 2020年4月7日確認。
- ↑ “医学文献検索サービス” (日本語). メディカルオンライン. 2021年9月11日確認。
- ↑ “CiNii Articles 著者検索 - 田淵 正文” (日本語). NII学術情報ナビゲータ. 2021年9月11日確認。
- ↑ “今を生き抜く人間力” (日本語). めぐろパーシモンホール. 2021年9月10日確認。
- ↑ “元鹿島レオナルド氏来日 長友インテル移籍の裏話も” (日本語). 日刊スポーツ. 2021年9月10日確認。
- ↑ “がんをはじめとする難病の撲滅を目指して” (日本語). 鹿島アントラーズ. 2021年9月10日確認。