生前葬
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生前葬(せいぜんそう)とは、生きているうちに自身の葬儀を行うこと。
概要[編集]
自らが生きているうちに縁のある人やお世話になった人を招き、お別れとお礼を述べる場として行うことが多い。自身の葬儀が開催されることが決まってから(つまり自身が死亡してから)やり方を指示することは本来は出来ないが、生前葬であればまだ自身は生きているため、葬儀の対象でありながら喪主を務めることが出来、葬儀の内容を自身の思い通りにできる。そのため、生前葬の大半は無宗教形式で行われる。葬儀特有の暗くジメジメした雰囲気はなく、明るい雰囲気で参列者は喪主と談笑して過ごす。儀礼的と言うよりは、イベント的な葬儀と言えよう。
なお生前葬を開催した人が亡くなった後、遺族が改めて葬儀を開くこともある。
安否不明となった人の親族が既に当人が死亡したと思って葬儀を行った後に本人が帰ってくるという形で生前葬になることも少なからずある。大日本帝国陸軍軍人の小野田寛郎やジョジョの奇妙な冒険のジョセフ・ジョースターがその一例。