璉光院(れんこういん)とは、栃木県さくら市喜連川4643に存在する寺院である。宗派は曹洞宗。山号は法常山。
安土桃山時代の天正18年(1590年)に、古河公方と小弓公方の流れを汲む足利国朝によって建立された寺院といわれている。国朝は小弓公方・足利義明の孫にあたる。
その後、江戸時代前期に現在の千葉県市原市にあった竜渓寺から3代目の住職を迎えて開山としたという。堂宇は本堂・庫裏・山門・鐘楼など。露坐の銅造阿弥陀如来坐像は、江戸時代中期の元禄5年(1692年)に時次により作られたとされ、栃木県の有形文化財に指定されている。