王 門(おう もん、生没年不詳)は、中国の後漢末期の武将。
最初公孫瓚に仕えたが、袁紹に寝返って1万の兵を率いて東州へ攻め寄せた[1]。これを知った領民は降伏しようとしたが、この地の県令代行だった田予は城に登って「君(王門)が公孫瓚に厚遇されながら離れていったのはやむを得ぬこと。しかしこうして攻め寄せれば反逆者に過ぎない。早く攻めて来い」と叫び、王門は恥じ入って退却したという[1]。
『三国志演義』には登場しない。