玄海号

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玄海号(げんかいごう)は、愛知県名古屋市熊本県荒尾市を結んでいた高速バスの愛称である。

概要[編集]

名古屋鉄道(現・名鉄バス)・西日本鉄道が共同運行していた夜行高速バスで、愛称は玄界灘に由来する。

1990年の運行開始当初は名古屋と北九州市を結ぶ路線で、92年から博多・天神を経由せずに久留米大牟田・荒尾エリアへ延伸された。

1997年6月に廃止。名古屋・北九州間の需要はどんたく号が担う形となった。

運行会社[編集]

  • 名古屋鉄道
  • 西日本鉄道

運行経路・停車停留所[編集]

クローズドドアシステムが適用され、九州内完結の利用はできない。

名鉄バスセンター - 高速門司港 - 小倉駅前 - 砂津 - 黒崎インター引野口 - 黒崎バスセンター - 西鉄久留米バスセンター - 八女インター - 大牟田駅前 - 大牟田営業所 - 荒尾営業所

車両[編集]

スーパーハイデッカー・3列独立シート車を両社とも使用。

西鉄車は車体正面と側面に運行区間が記されていた。玄海号廃止後、車両は北陸発着の加賀号や東京発着のはかた号などに転用された後に廃車された。

注釈[編集]