特別養護老人ホーム
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特別養護老人ホーム(とくべつようごろうじんほーむ)とは、介護保険サービスが利用できる施設で、高齢者が食事や入浴、排泄などの介助を24時間体制で受けられる施設のことである。単に老人ホームと読む場合が多い。日本には平成28年(2016年)の時点で全国に9681の施設があり、約58万人が入所している。主な運営主体は社会福祉法人や自治体であり、民間の有料老人ホームなどに比べ費用が安いことから入所希望者は非常に多い。しかし手厚いケアが必要な人に重点化するため、平成27年(2015年)4月から新規入所者は原則、要介護3から5の人に限定されている(ただし特例として要介護1や2でも認知症や知的障害、虐待の恐れなどから自宅で暮らすことが困難な場合は入所できる場合もある)。