物売り屋さん (陣内智則のコント)

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
物売り屋さんから転送)
ナビゲーションに移動 検索に移動

物売り屋さん (陣内智則のコント)(ものうりやさん)は、陣内智則のコントの1つ。バージョンが多数存在するが、とにかく竿竹屋が出てくることが特徴である。

あらすじ[編集]

夕方の静かなアパートの一室で、受験勉強に励む陣内。その付近を通る様々な物売り屋さんに彼が反応していく、というものである。

なお、その勉強内容はdogcatなど、どう見ても受験と関係なさそうな英単語が出てくることも笑いのポイントかもしれない。

物売りの一覧[編集]

Achtung.png 以下にはネタバレが含まれています。


とにかくまともな物売りはいない。だがそれがいい。

なお、(迫真)をつけてあるものは実はそれになりすましていた、というオチである。

竿竹屋[編集]

今ではめっきり見なくなった竿竹屋さんだが、このコントでは代表的な存在。

竿竹屋さん自体も売れないことは自覚しているらしく、「♪売りたい〜 ♪売れ〜ない」と歌った挙げ句、2本で1000円のところを、400円、更には300円と値下げする。しかし、それでも売れないため、テンションを下げてしまった。

その後、また現れ、今度は、

「お兄ちゃん、お腹すいた」
「節子、この竿竹さえ売れたら、今日は何とかしのげる」

などと、火垂るの墓を一人二役で演じ、同情を買おうとするものの、当然買う者が現れるわけがない。

別のバージョンでは、整理券を配布して大盛況であると見栄を張り、「な〜んてね」あるいは「♪って言い〜たい」と言って去っていく時もあった。

わらび餅[編集]

こちらは竿竹屋と異なり、道行く奥様方に買われていた。それが嬉しく、かなりのハイテンションになっている。

なお、関東ではわらび餅の移動販売が一般的ではないようで、関東公演でわらび餅が出てくるだけでどっと笑いが上がることもある。

石焼き芋屋[編集]

とにかく歌が下手。音程、リズム等何もかもグダグダで挙句の果て陣内からは「練習して来い!!」と呆れられる始末。

2度めに現れた際は、大量のおっさんをリヤカーに乗せて宣伝。しかし途中で事故が起き、陣内が救急車を呼ぶことになってしまった(後述)。

3度めはなんと保険が降りたのか、メタルパンクな改造車に乗って登場。音楽もノリノリのものとなり、もはや別人と思われるほどとなった。

アイスクリーム[編集]

朝早く起きて結構遠くから来たことをアピールする。バージョンによっては「○○(山梨、岡山など)から自転車で来たよ」と言っている場合も。しかしその宣伝内容が「ベットベト」や「ドッロドロ」など、もはやアイスクリームですらない。

挙句の果て陣内の電話にピンポイントでかけた挙げ句、「ネッチャネチャ」と言ってきたため、電話番号をブロックしていた。

番外編:救急車[編集]

先述の焼き芋のおっさんが倒れたため陣内が急遽呼ぶ。しかしその会話内容が…

「救急車が通りm…フハハwww」
「お前ちゃんと言えや」
「あかんねん、俺同じこと言ったら笑ってまうねん」
「あかん恥ずいわー一人で言うの恥ずいわー」
「いいから一緒に言うてな」
「うん、ええで」
「言うてよ一緒に行くで、行くで」
「せーの、救急車が通りm…ってお前言えやーお前ー!!

と、中学生の会話そのものであった。更には焼き芋のおっさんをスルーしてしまうという、もはや職務怠慢と言っても過言ではないものとなった。

ちり紙交換 (迫真)[編集]

昔はよく見かけたとされるちり紙交換。古雑誌や古新聞があった場合は、トイレットペーパーやティッシュペーパーと交換してくれるというものだった。

陣内も古雑誌や古新聞をちょうど抱えており、丁度良いタイミングでやってきたので呼び止める。

ところが…


「1000円で、竿竹2本と交換いたします」

慌てて竿竹屋がなりすましていたことに気づき取りやめ。どれほどまでして竿竹売りたいんだこいつ…

有田みかん[編集]

軽快なベルを鳴らして登場。しかし、

「甘ーい甘ーい有田みかんが、食べたいです

と、謎の文言を残し去っていった。

ラーメン屋 (迫真)[編集]

コントの締めに必ず登場する。お決まりのチャルメラも定番。

陣内は丁度お腹が空いた頃ということで1杯注文。

そのお値段はなんと!!

「毎度ー!!1杯1500円[1]でーす!!」

少々高いが、陣内はその品を取りに行く。ところが…

「♪たけやさおだけ〜」

と、竿竹2本を箸に仕立て上げられた上でラーメンとともに渡され、騙されてしまったのであった。

脚注[編集]

  1. 2000円とする回もあった。

関連項目[編集]

参考[編集]

外部リンク[編集]