爆撃機
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爆撃機(ばくげきき、英:Bomber)とは、空中から地上または海上の目標を爆弾投下によって攻撃し、攻撃機より多くの爆弾を投下できる軍用機である。
名称[編集]
大日本帝国海軍は、急降下爆撃能力を持つ軍用機を「爆撃機」と呼んでいたが、アメリカ合衆国海軍は急降下爆撃と雷撃を行える航空機を爆撃機と呼んでいた。
概要[編集]
軍用機の一種であり、2019年現在では大抵は大型の爆撃機を指して用いられ、攻撃機とは区別される事が多い。
歴史[編集]
第一次世界大戦[編集]
第一次世界大戦で新兵器として登場した軍用機はまず偵察機として使われ、さらに敵を混乱させる目的で爆弾を投下するようになった。やがて飛行船に代わって照準器を設置して敵の大都市に爆弾を投下するようになった。敵の戦闘機から身を守るために機関銃も配置されていた。
戦間期[編集]
戦闘機よりも高速を出せる機体が登場し、戦闘機無用論が論じられた。ほとんどの国が手堅い双発機を採用する中、アメリカ合衆国陸軍は野心的な4発機を採用した。これは防弾装備と防御火器を充実させるためである。これが後のアメリカ合衆国陸軍ボーイングB17爆撃機である。
第二次世界大戦[編集]
冷戦期[編集]
代表的な爆撃機[編集]
大日本帝国海軍[編集]
大日本帝国海軍は、水平爆撃する機体を攻撃機、急降下爆撃をする機体を爆撃機とした。「九九式艦上爆撃機」、「銀河」などが開発された。
大日本帝国陸軍[編集]
大日本帝国陸軍は他国と同様、水平爆撃をする機体を爆撃機とした。一〇〇式重爆撃機など、重爆撃機を開発した。