火炎瓶(かえんびん)は、瓶に可燃性の液体を充填した簡易型焼夷弾である。
江戸時代の炮烙玉が日本の火炎瓶の起源である。
冬戦争でフィンランド軍が使用したモロトフカクテルが著名である。
軍用兵器としては即席の対戦車兵器として使われる。ガソリンエンジンの戦闘車両には脅威となるが、ディーゼルエンジンの戦闘車両では時間稼ぎ程度の効果しかない。
日本の法律に火炎びんの使用等の処罰に関する法律がある。この法律で
- 火炎瓶を製造・所持した場合、3年以下の懲役または10万円以下の罰金
- 使用して他者の財産・身体に危険を及ぼした場合は7年以下の懲役
と定めている。