満年齢

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満年齢(まんねんれい)とは、誕生日の前日に数を重ねる年齢の数え方。

概要[編集]

年齢カウント方法の一種で、西洋では専ら満年齢が使われており、日本では1950年に法的な年齢起算法となった。
伝統的に数え年が使われていた東アジアでも、一部の宗教行事等を除いて現在では満年齢を使用するようになっている。唯一大韓民国では満年齢を使用することが少ないが、2023年から公文書に満年齢を使用することが決まっており、今後普及するものと考えられる。

起算法[編集]

生まれてから翌年の誕生日の前日24時までを0歳とし、そこから誕生日の前日24時を迎える度に加齢していく。
つまり、誕生日の前日24時を過ぎた人は西暦年から自分の生まれた年を引いた数値が、過ぎていない人はそれから1を引いた数値が満年齢となっている。
なお、日付単位で誕生日の前日に年齢が加わることとなるため、閏年2月29日が出生日でも年齢のカウントが可能であり、例えば、選挙で投票日の翌日に18歳になる人は投票が可能だったり、出生日が4月1日の人は早生まれとされる。

関連項目[編集]

  • 運転免許証:運転免許取得可能な年齢が満18歳に達した日なので、早生まれの高校生に不都合が生じる場合がある。