渡文明
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渡 文明 わたり ふみあき | |||||||||||||
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渡 文明(わたり ふみあき、1936年(昭和11年)10月13日 - 2020年 (令和2年) 12月24日 )は、日本の実業家。日本石油副社長、日石三菱社長、新日本石油代表取締役社長・会長、JXホールディングス相談役。社団法人日本経済団体連合会副会長、石油連盟会長、第33期慶應義塾評議員、日本赤十字社理事、日本経団連評議員会議長(第5代)などを歴任。社名等にも関連して「新日本石油の生みの親」といわれる。2008年(平成20年)には、ルーマニア政府より「ルーマニア国家勲章」を授与された[1]。
経歴[編集]
東京府出身。既婚者で長男あり。
旧日本石油副社長として、旧三菱石油との合併を指揮して、石油元売り最大手となる日石三菱を平成11年(1999年)に誕生させる。翌年に社長に就任し、さらに2年後に社名を新日本石油に変更した。会長に就任すると、旧新日鉱ホールディングスとの経営統合も推進し、現在のENEOSホールディングスの基盤を築いた。
令和2年(2020年)12月24日に急性心筋梗塞のため死去した。84歳没。
その他公職・所属団体等[編集]
- 民間資金等活用事業推進委員会委員
- 日中経済協会訪中代表団
- EU・ジャパンフェスト日本委員会実行委員長
- 日本国際貿易促進協会
- 日本・アラブ経済フォーラム
- プラチナ構想ネットワーク
- 低炭素社会戦略センター(LCS)
- 世界省エネルギー等ビジネス推進協議会
- 日本エネルギー環境教育学会(JAEEE)
著書[編集]
- 『未来を拓くクール・エネルギー革命』 PHP研究所 2012年2月 ISBN 4569800203