浸水想定区域(しんすいそうていくいき)とは、豪雨や台風などによる最大規模の河川の氾濫や高潮などを想定した場合に、浸水被害が及ぶエリアのことである。国土交通省や都道府県が指定し、市町村がハザードマップを作成する。避難に手助けが必要な子供や高齢者らが利用する要配慮者利用施設が区域内にある場合は、施設ごとに避難確保計画の作成と避難訓練実施が義務付けられている。土砂災害発生の危険がある地域は土砂災害警戒区域として都道府県が指定し、区域内の要配慮者利用施設は計画作成と訓練が義務となっている。