海軍司令部壕

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海軍司令部壕(かいぐんしれいぶごう)とは、沖縄県豊見城市豊見城236に存在する太平洋戦争下の要塞である。旧海軍司令部壕跡ともいう。

概要[編集]

海軍戦没者慰霊之塔の下に存在した要塞で、日本帝国海軍部隊の沖縄方面根拠地隊司令部の置かれた壕跡で、現在は内部を見学することができるようになっている。

縦横に通路が繰り抜かれており、中には司令官室・医務室・衣糧庫・居住区などがあった。壁面には当時の兵隊の絶筆である「醜米覆滅」「護国神兵」などの文字が残されている。司令官室の壁には海軍部隊の最高指揮官だった大田実辞世の句が書かれている。大田は昭和20年(1945年6月13日午前1時にこの壕において自決している。

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