泥鰌掬い
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泥鰌掬い(どじょうすくい)とは、豊作祈願のための舞踊である。
概要[編集]
手拭を被り、着物を尻端折り(しりはしょり)し、腰に魚籠(びく)をつけて「箕(み)」を持ち、穴開きの一銭銅貨を鼻の下につけて踊る。
「安来節」のメロディに乗せて、「あ~らえっさっさ~」で始まる。
人間生活との関わり・利用[編集]
豊穣祈願の意味もあるらしく、「箕」が用いられる。ドジョウ掬いの「ドジョウ」は、元々は「土壌」の事だったともいわれるのは、おそらくは「田の土が豊かであると、泥鰌も多い」ということであろう。
「カエル捕まえ」とか「ヤマカガシ掴み」とかでもいいかもしれないが、あまり縁起物っぽくない。「あーらエッサッサーイ!」で始まり、尻端折りし手拭を被り箕を頭上でひらひらさせながら登場する。一般的には文銭を鼻の下につけるが、ひょっとこの面をつけて登場する場合もあるらしい。神事の一部なので、あまり記録映像などがないので詳しい研究はされていないが、民俗学の観点からいうと興味深いものがある。
豊穣祈願の踊りであるため、神前で行われる直会(なおらい)においても無礼ではない。
その他[編集]
泥鰌掬いとマジックを結び付けたのは、ダーク大和である。