河野軍記(こうのぐんき)とは、戦国時代の史料である。
著者は伊予国の重見右門。江戸時代中期の元文4年(1739年)頃に書いたと序文にある。
別称は『予陽河野盛衰記』(よようこうのせいすいき)、『予陽盛衰記』(よようせいすいき)。
全16巻。伊予国を古くから支配した豪族、守護大名、戦国大名である河野氏についてまとめた軍記。安土桃山時代の豊臣秀吉の時代に河野通直が改易されてその直後に死去し、河野氏が断絶するまでの歴史を記している。