池上本門寺大堂

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池上本門寺大堂(いけがみほんもんじだいどう)は、東京都大田区池上にある仏堂建築。祖師(日蓮宗の宗祖)である日蓮を祀ることから祖師堂とも呼ばれる。

池上館の持仏堂が起源で、室町時代後期の大堂は、町田市に移築され現存する。1606年(慶長11年)日詔(本門寺14世)の時代に加藤清正が母の七回忌追善供養のため建立したが、1619年(元和5年)に焼失した。1628年(寛永6年)日樹(本門寺復歴16世)の代に金1万両を用いほぼ同規模に再建されたが、1710年(宝永7年)再び焼失した。なお、この時の再建は様式など外観は加藤清正時代のものと大幅に異なる。1723年(享保8年)日等(本門寺24世)の代に徳川吉宗(江戸幕府8代将軍)が用材を寄進して、規模を縮小し再建された。この大堂も、1945年(昭和20年)4月の空襲により焼失し、1948年(昭和23年)孝勝寺から移築された仮祖師堂と宗祖奉安塔が建設され、その後伊藤日定(本門寺79世)が中心となって全国から寄進を受け、1964年(昭和39年)現在の大堂が再建された。この際仮祖師堂は取り壊され、宗祖奉安塔は経蔵を北側へ移動させた上で現在の霊宝殿の位置に移築された。(その後取り壊し、現在では相輪のみが残る。)現在の大堂は、根崎建築設計事務所の設計による鉄筋コンクリート造で、屋根は入母屋造、高さ27メートルの大建築である。1966年(昭和41年)川端龍子による天井画「未完の龍」が描かれた。2005年(平成17年)4月から補強修復工事が行なわれ、2006年(平成18年)4月に工事が完了した。

参考資料[編集]