江ノ電撮り鉄事件
おぁーっ、金、金だろ、いやマジで! 金だろ普通に!
同じ場所で撮影された同じ電車 | |
日付 | 2021年8月5日 |
時間 | 午後11時頃 |
場所 | 神奈川県藤沢市片瀬海岸1丁目6番地 龍口寺前交差点 |
負傷者 | 0人 |
原因 | 大勢が撮影していた列車と男性の運転する自転車が被ってしまったこと |
結果 | 本文に記述 |
江ノ電撮り鉄事件(えのでんとりてつじけん)は、2021年(令和3年)8月5日夜、神奈川県藤沢市の龍口寺前交差点で発生した事件である。
経緯
事件直前
事件直前、事件の起きた交差点では、撮り鉄(鉄道ファンの一種で、主に列車の撮影を趣味とする人達)が40人ほど集まり、車道を塞いだうえで、試運転で運行される江ノ電300形電車・305編成(以下「電車」という)の撮影を試みていた。なお、電車が来る際は必然的に通行が不可能になるため、車道を塞いだからといってすぐに交通が妨げられるわけではない。
事件発生
電車がやってくると同時に、電動アシスト自転車を運転する男性A(仮名)が電車と並走してきたため、結果的に電車の撮影の邪魔になってしまった。よりによって本命の試運転電車の撮影が望み通りいかなかったことに怒りを覚えた一部の撮り鉄が、「どけよ」、「死ね」などの罵声を浴びせた。Aは撮り鉄が車道を塞いでおり前に進めず、やむを得ず停車したところ、撮り鉄数人に囲まれ、一部には「金だろ」などと金銭を要求する声を上げる者もいたが、実際には金銭の受け渡しは行われず、傷害事件に発展することもなかった。
その後
現場の様子はすぐにtwitterなどで拡散され[1]、多くの反響があった(後述)。
現場の状況
- 交差点に信号機は設置されていないが、列車接近を知らせる電光掲示板が設置されている。
- 航空図からも分かる通り、併用機道と道路の境界との間に余裕があるため、自転車なら並走出来るし、Aの通行に法的な問題は存在しない。
当日
- 現場は列車の通過後も撮り鉄らが道路を塞いでおり、一応道路交通法に違反していることになる。警察沙汰になってもおかしくない状況であった。
交戦勢力
撮り鉄側
地雷鉄- 同行の鉄オタ
通行人側
- A (江ノ電自転車ニキ)
反響
- Aは鉄道界隈から江ノ電自転車ニキと呼ばれるようになり、ハッシュタグまで作成されて日本のトレンドにもなった。後述のように別項や外部の百科事典での記事化もなされている。
- Youtubeに投稿された動画のコメントにより、Aが飲食店を経営していることを示唆された結果、Aが経営していると思われる飲食店のGoogle上での評価数が、事件以前では100件にも満たなかったものの、一時評価数7000件以上、評価が5段階評価で5.0にまで達した[1]。
詳細は「江ノ電自転車ニキ」を参照
記事名について
今回の事件は江ノ電撮り鉄事件、江ノ電自転車ニキ、江ノ島事件、江ノ島ママチャリ並走ニキ事件と、前代未聞の4つの記事が重複する形で立ってしまい、さらには本記事は重複記事として転送記事化されるもののすぐに差し戻されてしまった。
江ノ電自転車ニキの項目を立てた黒澤マンガンはこの問題について、事件概要を本項目、界隈からの視点を江ノ電自転車ニキにまとめる形で一旦解決させている。
ニコニコ大百科では龍の口の騒乱という名前で記事化されているなど、記事名に関してはかなり混沌を極めている状況にある。こちらも重複防止のためエンペディアにも転送記事で立てられた。
以下全文
脚注
- ↑ のちに事件以後に投稿された評価はほとんど削除された。