永沼家住宅
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永沼家住宅(ながぬまけじゅうたく)とは、福岡県京都郡みやこ町犀川帆柱に存在する国指定の重要文化財である。
概要[編集]
大分県との県境近くの山間部にある農家で、永沼家は江戸時代に庄屋を務めた家柄である。
建物は桁行20メートル、梁間19メートル、入母屋造、茅葺の直屋で東面し、三間取り広間型の上手に2室を加えた間取りで、北三間半が土間になっている。
この建物の建築年代は不明だが、普請帳に天保10年(1839年)とあることから、恐らくその時ではないかと見られている。昭和52年(1977年)1月に国の重要文化財に指定され、昭和62年(1987年)から修復工事が行なわれて平成元年(1989年)に完成している。