毛利健三

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毛利 健三(もうり けんぞう、1934年9月3日 - )は、経済史学者。元専修大学経済学部教授。東京大学名誉教授

福岡市生まれ。1958年東京大学経済学部卒業。1963年東京大学大学院社会科学研究科理論経済学・経済史学専門課程博士課程単位取得退学。東京大学社会科学研究所助手。1965年福島大学経済学部講師、1967年同助教授、1973年東大社会科学研究所助教授。1979年経済学博士(東京大学)。1982年東大社会科学研究所教授。1995年定年退職、専修大学経済学部教授、東大名誉教授。2005年定年退職[1]

専門はイギリス経済・経済史、福祉国家論[2][† 1]。『自由貿易帝国主義』で1978年度・第21回日経・経済図書文化賞受賞[1]

著書[編集]

単著[編集]

  • 『自由貿易帝国主義――イギリス産業資本の世界展開』(東京大学出版会[東京大學社會科學研究所研究叢書]、1978年)
  • 『イギリス福祉国家の研究――社会保障発達の諸画期』(東京大学出版会[東京大學社會科學研究所研究叢書]、1990年)
  • 『古典経済学の地平――理論・時代・背景』(ミネルヴァ書房[Minerva人文・社会科学叢書]、2008年)

編著[編集]

  • 『現代イギリス社会政策史――1945〜1990』(ミネルヴァ書房[Minerva人文・社会科学叢書]、1999年)

訳書[編集]

  • トマス・C.スミス『近代日本の農村的起源』(大塚久雄監訳、大河内暁男、楠井敏朗、関口尚志、樋口徹、松尾太郎、山之内靖共訳、岩波書店、1970年)

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. 『現代日本人名録2002』ではイギリス社会経済史、西洋経済史[3]。東大社会科学研究所ホームページではイギリス経済・社会保障[4]

出典[編集]

  1. a b 毛利健三教授 履歴・業績 (毛利健三教授 退職記念号)」『専修経済学論集』39(3)、2005年、461-473
  2. 毛利健三 専修大学出版局
  3. 日外アソシエーツ編『新訂 現代日本人名録2002 3.ひろ~わ』日外アソシエーツ、2002年、1117頁
  4. 名誉教授一覧 東京大学社会科学研究所

外部リンク[編集]