棚瀬孝雄
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棚瀬孝雄(たなせ たかお、1943年7月10日- ）は、法社会学者、京都大学名誉教授,弁護士。
人物[編集]
愛知県出身。東京大学法学部卒、東大助手、ハーバード大学大学院修了（社会学博士）。名古屋大学法学部助教授、京都大学法学部助教授、教授。2007年定年退任、名誉教授、中央大学法科大学院教授。弁護士。
著書[編集]
- 『本人訴訟の研究 あるべき少額裁判のモデルを求めて』弘文堂, 1983.9
- 『現代社会と弁護士』日本評論社, 1987.12
- 『本人訴訟の審理構造 私的自治の裁判モデル』弘文堂, 1988.12
- 『紛争と裁判の法社会学』法律文化社, 1992.2
- 『権利の言説 共同体に生きる自由の法』勁草書房, 2002.4
- 『訴訟動員と司法参加 市民の法主体性と司法の正統性』岩波書店, 2003.3
- 『司法制度の深層 専門性と主権性の葛藤』商事法務, 2010.12
共編著[編集]
- 『企業倒産の法理と運用』伊藤真共著. 有斐閣, 1979.10
- 『応用心理学講座 5 法の行動科学』木下冨雄共編 福村出版, 1991.10
- 『現代法社会学入門』 (現代法双書) 編. 法律文化社, 1994.2
- 『現代の不法行為法 法の理念と生活世界』編. 有斐閣, 1994.5
- 『紛争処理と合意 法と正義の新たなパラダイムを求めて』編著 (Minerva人文・社会科学叢書) ミネルヴァ書房, 1996.10
- 『米国のタバコ訴訟について (安田火災記念財団叢書) マーク・ギャランター共著. 安田火災記念財団, 1999.1
- 『契約法理と契約慣行』編. 弘文堂, 1999.11
- 『たばこ訴訟の法社会学 現代の法と裁判の解読に向けて』編. 世界思想社, 2000.1
- 『法の言説分析』編著 (Minerva人文・社会科学叢書) ミネルヴァ書房, 2001.3
- 『市民社会と責任』 (京都大学大学院法学研究科COE研究叢書) 編. 有斐閣, 2007.3
- 『市民社会と法 変容する日本と韓国の社会』編著 (Minerva人文・社会科学叢書) ミネルヴァ書房, 2007.4
- 『司法の国民的基盤 日米の司法政治と司法理論』編. 日本評論社, 2009.1
- 『権利実効化のための法政策と司法改革 小島武司先生古稀祝賀 続』豊田博昭,山城崇夫,大澤恒夫共編. 商事法務, 2009.9
翻訳[編集]
- ジェローム・フランク『法と現代精神』棚瀬一代共訳. 弘文堂, 1974
- ジェローム・E.カーリン『弁護士倫理 ニューヨーク市弁護士界の実態調査』 (日弁連弁護士倫理叢書. アメリカ） ぎょうせい, 1986.1