馬肉
(桜肉から転送)
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馬肉(ばにく)とは、馬の肉である。食肉として利用されている他、動物園の猛獣の餌、ペットフードの原料としても利用されている。
概要[編集]
最初から食肉用として生産される他、廃用となったサラブレッド等の競走馬・乗用馬・使役馬を食肉加工へ回すこともある。食肉用としては牛肉や豚肉と比較すると生産コストが高くなるが、猛獣の餌やペットフード用、加工食品用としては比較的安価に取引されている。
馬肉を食肉としている国や民族はアジア・欧州・アメリカに多くあるが、中には馬肉がタブーの所もある。日本では赤身部分が空気に触れると桜色になる、切り身が桜の花びらを想像させるなどの理由で桜肉とも呼び、江戸時代から食べられている。主な食べ方としては生で食べる刺し身(馬刺し)、さいぼし、なんこ鍋、おたぐり、焼肉などがある。
サラブレッド等の競走馬や種牡馬・繁殖牝馬が廃用後に食肉加工に回されているという話は古くからあるが、概ね本当らしい。ただ廃用により行方不明になった馬全部が全部食肉加工に回る訳ではなく、引き取ったオーナーの意向により居場所を隠しているだけというケースもある。予後不良により薬物による安楽死処分となった馬の肉は絶対に食用に回らない。