柴崎律

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柴崎 律(しばさき りつ、1949年 - )は、認識論・言語論・人権論の研究者。雑誌『人権と教育』編集部員。

大阪市生まれ。中央大学法学部卒業。学校事務職員として勤務。1974年より、「障害者の教育権を実現する会」の運動に参加する[1]。精神遅滞児や自閉児の言語獲得の理論的研究に携わり、主に「実現する会」の理論面に寄与した[2][3]。また発達保障論の批判的検討を行い、統合教育を主張した[4][5]。障害児の言語獲得の研究から、次第により原理的な認識、言語の研究に向かった[2]時枝誠記言語過程説三浦つとむの言語論、「実現する会」事務局長である津田道夫の認識論から大きく影響を受けている[4]。津田は『イメージと意志――人間の心をさぐる』(社会評論社、1989年)で柴崎の自閉論や初期言語獲得論を検討している。

著書[編集]

  • 『知恵おくれと自閉――発達保障理論の批判』 社会評論社(現代教育選書)、1985年
    • 『知恵おくれと自閉――現代心理学と発達保障理論の批判』 社会評論社(現代教育選書)、1994年(増補改訂版)
  • 『心から言葉へ――現代言語学への挑戦』 論創社、2004年
  • 『養老教授、異議あり!――『バカの壁』解剖診断』 社会評論社、2004年

脚注[編集]

  1. 『心から言葉へ――現代言語学への挑戦』著者紹介
  2. 2.0 2.1 『心から言葉へ――現代言語学への挑戦』7-8頁
  3. わたしたちは何をしてきたか、 何を学んできたか 障害者の教育権を実現する会
  4. 4.0 4.1 『知恵おくれと自閉――現代心理学と発達保障理論の批判』(増補改訂版)279-283頁
  5. 村上美奈子「障害児教育批判と養護学校の実際 :養護学校のいまとこれからを問う」『研究室紀要』29, 15-23, 2003-06-30 東京大学

外部リンク[編集]