東ドイツ鉄道

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東ドイツ鉄道のロゴ

東ドイツ鉄道(ドイツ語:Ostdeutsche Aisenbahn GmbH、略称:ODEG(オーデーエーゲー)以下ODEG)とはドイツの鉄道会社である。東ドイツ国鉄ではない。

概要[編集]

2002年6月に設立したプリグニッツァー鉄道Benexがそれぞれ50%保有する合弁会社である。独自の路線は持たず、ベルリン/ブランデンブルク州メクレンブルク=フォアポンメルン州ザクセン州で18の路線系統を運行している。

会社[編集]

ODEGの従業員は900人を超え、年間約1950万メートル鉄道を運行している。従業員の一部は子会社である東ドイツメンテナンス社(ODIG)の新設車両基地で雇用されている。

路線[編集]

ODEGによって最初に運営された路線は、ハーゲノウ市駅からルドヴィッヒスルスト駅パルヒム駅ヴァーレン (ミューリッツ)駅を経てノイシュトレリッツ駅、及びノイシュトレリッツ駅からミロウ駅までのメクレンブルク=フォアポンメルン州南部の2路線だった。2004年にODEGはメクレンブルク=フォアポンメルン州におけるREサービスの入札に参加し、競合他社のDB Regioが落札した。同年にODEGはブランデンブルク東部のいくつかの路線を引き継いだ。

2006/2007年に、ODEGはブランデンブルク州の輸送サービスの4.85%を提供した。

ODEGは、2008年12月から、シュプレー-ナイセ-ネッツの輸送サービスのために上ルサーティア-下シレジア交通協会(VON)とベルリン-ブランデンブルク輸送協会(VBB)が実施した共同入札手続きで落札した。

2009年にODEGは2008年に実施されたVBBの「ネッツ・シュタットバーン」の入札の第二回と第四回の落札者となった。これには以前までDB Regioが運行していた、RE2号線、RE4号線が含まれていた。さらに2011年末に運行を開始したRB33号線、RB35、RB51も含まれていた。そしてノイシュトレリッツ駅からミロウ駅までのRE6号線の運行が停止された。

2013年12月15日以降、ODEGは、競合他社のバルト海交通(OLA)が以前運行していたレーナ駅からパルヒム駅間のRB13号線を引き継ぎ運行している。そしてこれより、今までのシュタドラー・レギオシャトル・RS1の他、タレント (鉄道車両)が使用されることとなった。

2014年のダイヤ改正で旧東ブランデンブルクネットワークのRB25号線、RB36号線、RB60号線、RB63号線、及びRB35号線、RB63V号線がニーダーバルニム鉄道に引き継がれた。既存のリヒテンベルク駅からフランクフルト (オーダー)駅間のRB60号線は、ベルリンからエーベルスヴァルデ中央駅間をDB Regioが新設したRB24号線として、エーベルスヴァルデ中央駅からフランクフルト (オーダー)駅間をRB60号線として運行している。

2014年7月に、ODEGは2015年12月から3年間、ラテナウ駅からシュテンダル中央駅までのRB34号線の運行を引き継ぐことを発表した。これまでバート・ザーロウ駅まで運行していたシュタドラー・GTW4とシュタドラー・レギオシャトル・RS1が配置された。

2015年11月19日にベルリン・ブランデンブルク交通協会はODEGが「シュプレー・ナイセ・ネッツ」の新しい入札の手続きで規約することを発表。よってODEGは2018年から2030年までRB46号線とOE65号線を運行することになった。

運行路線[編集]

以下は2022年12月時点の運行路線である。

車両[編集]

関連項目[編集]