村井家住宅(むらいけじゅうたく)とは、奈良県葛城市南道穂に存在する国指定の重要文化財である。
村井家とは、江戸時代に庄屋を務めた一族で、ここはその住宅。記録などから江戸時代中期の元禄12年(1699年)に上棟し、元禄13年(1700年)に完成したという。建築年代が民家でここまで明確なのは珍しい。主屋は間口20.8メートル、奥行は10.9メートル、西端は入母屋造、東端は切妻造、茅葺で四面の廂が瓦葺の大和棟となっている。長屋門、土蔵造りの内臓とともに、江戸時代の代表的な民家として国指定の重要文化財となっている。
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