杉本尚次
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杉本 尚次(すぎもと ひさつぐ、1931年4月27日 - 2022年2月20日)は、日本の地理学者・文化人類学者。専攻は文化地理学。国立民族学博物館名誉教授・総合研究大学院大学名誉教授。
来歴[編集]
大阪府大阪市出身。
文化地理学、文化人類学を専門とし、日本民俗建築学会の会長を務めた。野球文化の研究でも知られる。
令和4年(2022年)2月20日午前10時50分、大阪市の病院において90歳で死去。葬儀・告別式は近親者で行われた。
著作[編集]
- 『近畿地方の民家』明玄書房, 1969
- 『日本民家の研究 その地理学的考察』(ミネルヴァ書房)1969
- 『日本民家探訪 民俗・地理学的考察』創元社, 1974
- 『九州地方の民家』明玄書房, 1977.2
- 『近畿地方の民家』明玄書房, 1981.9
- 『西サモアと日本人首長 村落調査記1965-1980 』(古今書院)1982
- 『フィールドワークの方法』(講談社現代新書)1983
- 『日本民家の旅』(NHKブックス・日本放送出版協会)1983
- 『住まいのエスノロジー 日本民家のルーツを探る』(住まい学大系(住まいの図書館出版局)1987
- 『ベースボール・シティ :スタジアムにみる日米比較文化』福武書店・福武ブックス, 1990.2
- 『欧米伝統文化の実像 「民家」を中心とした生活形態の研究』PHP研究所, 1991.11
- 『アメリカの伝統文化 野外博物館ガイド』三省堂選書 1992.10
- 『スタジアムは燃えている―日米野球文化論』(NHKブックス・日本放送出版協会)1992
- 『地理学とフィールドワーク』(晃洋書房)1996
- 『世界の野外博物館 環境との共生をめざして』(学芸出版社)2000
共著[編集]
- 『文化人類学への道 諸民族の自然と生活』三上勝也共著. ミネルヴァ書房, 1973
- 『世界の博物館 14 スウェーデン・デンマーク野外歴史博物館 神話伝説と北欧の民家』岡崎晋共編 講談社, 1978.8
- 『日本の博物館 第3巻 民家と民具 ふるさとの博物館』中村たかを共編 講談社, 1981.8
- 『世界旅行-民族の暮らし 3 住む・憩う 民家と家具、そして人の営み』責任編集 日本交通公社出版事業局, 1982.10
- 『日本のすまいの源流 日本基層文化の探究』編. 文化出版局, 1984.5
- 『おおさかの民家』田主誠共著. 駸々堂出版, 1985.4
- 『変動する現代世界のなりたち 地域・民族・文化』中村泰三共編著. 晃洋書房, 1993.4
外部リンク[編集]
- “名誉教授”. 国立民族学博物館. 2022年3月1日確認。