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木管楽器

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
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木管楽器(もっかんがっき、: woodwind)とは、唇の振動によらない方法で発音する管楽器で、管の材質が木製の楽器。口の空気で吹いて音を出す楽器。サクソフォンフルートという金属製のものもあるが、元は木製であった。木管楽器の種類は、ピッコロ、フルート、オーボエクラリネット、サクソフォン、ファゴットリコーダーで構成されている。

  • クラリネットのようなリード楽器 - 葦笛に由来する。オシロイバナの花などを鳴らすような要領である。日本では「チャルメラ」が有名。
  • フルートのようなエアリード楽器 - リードを持たず、息を吹き込むことで空気を振動させる。
  • ホルンのようなリップリード楽器

などに分類される。 同じエアリード楽器でも、フルートや尺八のように「音を出すだけでも大変」と言われるものや、「気道」があるので「吹けば鳴る」というリコーダー[1]のように複数ある。
クラリネットやサクソフォンのように1枚のリードを取り付けたマウスピースで振動させる「シングルリード」、オーボエやファゴットのように2枚のリードを重ね合わせて振動させる「ダブルリード」の3種類に分けられる。木管楽器は、リードを使って音を出す楽器である。

音高の調整は、キーの運指で決まる。

音の高さを変える手段として採用しているのは、管の途中に指で塞ぐ孔を開けて、その孔を開閉することで音高を変える。

特に木製の楽器は、楽器保護の観点から直射日光をできるだけ避けた方が良い。甲子園の吹奏楽の応援で木製楽器が出てこないのはこのためである。

脚注[編集]

  1. シェイクスピアの作品だったと思うが、「リコーダーを吹くくらい簡単」という言葉があった。

外部リンク[編集]