木下章広

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木下 章広(きのした あきひろ 1982年昭和57年)7月7日 ‐ )は、日本政治家富山県富山市議会議員。

概要[編集]

富山県立富山中部高等学校卒業、富山大学教育学部卒業。郵便局(現:日本郵便)職員を経て、2016年の富山市議会議員補欠選挙に日本維新の会公認で出馬し、初当選した(4,017票獲得、定数13中12位)。2017年富山市議会議員選挙再選(2,910票獲得、定数38中32位)。

2018年日本維新の会離党。一人会派「創成開拓」に所属。

政策[編集]

  • 議員定数2割削減[1]
  • 議員報酬2割カット[1]
  • 政務活動費ゼロからの見直し[1]

不祥事[編集]

2019年6月25日夜、議会事務局に無断で立ち入り、女性職員の書類を物色しているのを女性職員本人に目撃される。[2]市は建造物侵入の疑いで富山県警被害届を出し、県警が木下氏の自宅や議員控室を家宅捜索した。9月10日、富山県警が建造物侵入の疑いで書類送検した。[3]

市議会は7月、「議員としてあるまじき行動」として、木下氏に辞職を促す糾弾決議を可決したが「糾弾決議の重さに向き合おうとせず、議員活動を継続する意思を示すなど、看過し得ない状況となっている」と指摘、「辞職することを強く求める」として9月に辞職勧告決議を全会一致で可決した。[4]

また、報道陣の前で土下座をしたことが全国ニュースやワイドショーでセンセーショナルに取り上げられ、全国的に注目を浴びた。[5]

12月[6]、2020年3月にも辞職勧告決議が可決されるなど、3度の辞職勧告決議が可決されたが辞職の意向は示さなかった。[7]

脚注[編集]

  1. a b c author. “富山市議会議員選挙2017の立候補者と結果を一覧にしてまとめてみた。” (日本語). とやま暮らし. 2020年4月18日確認。
  2. 女性職員の机物色の富山市議に辞職勧告、全会一致で可決” (日本語). SANSPO.COM(サンスポ) (2019年9月3日). 2020年4月18日確認。
  3. INC, SANKEI DIGITAL (2019年9月10日). “机物色の富山市議を書類送検 建造物侵入の疑い” (日本語). 産経ニュース. 2020年4月18日確認。
  4. 机物色の市議に辞職勧告 富山、全会一致で可決” (日本語). 日本経済新聞 電子版. 2020年4月18日確認。
  5. hiroshi (2019年7月4日). “木下章広議員、土下座で謝罪!女性職員の机物色や社内メールで一斉送信?!卑劣行為を行った理由がヤバい!” (日本語). レモネード速報. 2020年4月18日確認。
  6. 木下市議の辞職勧告可決 富山市議会2度目 本人「辞めない」(北日本新聞)” (日本語). Yahoo!ニュース. 2020年4月18日確認。
  7. 北日本新聞. “木下市議に3度目辞職勧告 受け入れず、再出馬に含み(北日本新聞)|dメニューニュース” (日本語). topics.smt.docomo.ne.jp. 2020年4月18日確認。

外部リンク[編集]