月潟の類産梨

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月潟の類産梨(つきがたのるいさんなし)は、新潟県新潟市南区大別当地区(旧新潟県西蒲原郡月潟村大別当)に存在する「類産」という品種名の栽培梨の古木のことである。

概要[編集]

月潟駅の南およそ1キロメートルの深沢氏所有の梨畑内にある。類産という品種名の栽培梨の古木で棚作りとなっており、高さ1.8メートル、根元の周囲は2.4メートル、地上1メートル余りで8本の枝に分岐し、枝張りは東西13メートル、南北16メートルに及んでいる。樹齢はおよそ200年余りとされ、樹勢は極めて盛んで4月下旬頃に花をつけ、10月下旬に卵形をした実が熟する。果肉は白褐色を呈し、やや酸味が強いが日持ちが長く、翌年6月頃まで貯蔵できる。全国的にも珍しい栽培梨の大木として、また古品種を保存する意味で昭和16年(1941年11月に国の天然記念物に指定された。

アクセス[編集]

外部リンク[編集]