曹安民
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曹 安民（そう あんみん、? – 197年）は、中国の後漢末期の武将。伯父は曹操。父の名は不詳だが曹操の弟であるなら曹徳か。
生涯[編集]
曹操が宛城の張繍を降伏させた際、張繍の族父に当たる張済の未亡人を召し出した[1]。しかしこのことは当然張繍の知るところとなり、激怒した張繍が賈詡の策を交えて夜襲を仕掛けて来た[1]。窮地に陥った曹操が命からがら逃亡したが、この時の襲撃で彼は曹昂・典韋らと共に戦死してしまった[1]。
『三国志演義』では曹操の兄の子とされており、張済未亡人を曹操に勧めて連れてくる役目を果たす。史実通り敗戦した際、曹操の逃亡に徒歩で従ったが張繍軍に追いつかれてひき肉のように切り刻まれた。