日澄(にっちょう、1239年-1326年)は、鎌倉時代の僧侶。本乗阿闍梨。朗門の九鳳の一人。
現在の小田原市生まれで、比企谷妙本寺の有力檀越浜名氏の出身とされる。天台宗の僧であったが、日蓮の佐渡流罪中に日昭の弟子となり、その後日朗の弟子となった。真言寺院を改宗して日澄寺、鎌倉大巧寺とし、大坊本行寺を開創した。晩年には小田原に蓮昌寺を開創したのち、尾張で活動したという。