日朗

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日朗(にちろう、1245年生 - 1320年没)は、鎌倉時代日蓮宗の僧。日蓮の弟子の六老僧の一人。筑後房・大国阿闍梨と称する。下総国(現在の千葉県)出身の人。つねに師匠の日蓮(聖人)と行動を共にし、法華経の布教活動を行った。日蓮の佐渡流罪の赦免の際に、赦免状を佐渡に携行した。鎌倉の比企ヶ谷(ひきがやつ)の妙本寺武蔵国(現在の東京都大田区)の池上本門寺などの寺院を開いた。著書に「本迹見聞」などがある。日朗の門流を、日朗門流・池上門流・比企ヶ谷(ひきがやつ)門流という。

関連項目[編集]

  • 六老僧 - 日蓮の6人の高僧の弟子。