日新館
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日新館(にっしんかん)は、会津藩の藩校。白虎隊をはじめ、戊辰戦争やその後に活躍する人材を数多く輩出した。現在の福島県会津若松市河東町南高野高塚山10に存在した。
概要[編集]
この藩校は会津若松城の西にあり、有名な白虎隊を育て上げ、会津武士道の修練を行なったことで知られている。
この藩校ができる前に会津藩には、禅僧の無為庵如黙と儒学者の横田俊盟が設置した稽古堂という学舎が存在しており、これが事実上の藩校として子弟の教育を務めていた。江戸時代後期の天明8年(1788年)、会津藩主の松平容頌に仕えて藩政改革を主導していた家老の田中玄宰が、教育の重要性や刷新を建言して認められ、文化2年(1805年)に藩校・日新館として落成することになった。この藩校では和学・漢学・洋学・医学・算術・習字・習礼などを教育科目としていたという。
戊辰戦争の際、日新館は戦災に巻き込まれて焼失。現在は天文台(観台)跡が残っているだけであり、若松市北の河東町高塚山に「會津藩校日新館」の全容が復元されている。
アクセス[編集]
ロケーションが行われた作品[編集]
ドラマ[編集]
- 新撰組!(2004年)
- 白虎隊(2007年)
- 温泉若おかみの殺人推理(2009年)
- 坂の上の雲(2009年)
- 白虎隊〜敗れざる者たち(2013年)
- 八重の桜(2013年)
ミュージック・ビデオ[編集]
関連項目[編集]
脚注[編集]
- ↑ 会津若松市で撮影された映画・CM・番組が放送されます!.福島県会津若松市ホームページ. 2017年8月5日閲覧。