斎藤 キク(さいとう きく、天保11年(1840年) - 大正元年(1912年))は、日本の女性。内閣総理大臣・海軍大将であった斎藤實の母[1]。
父は陸奥国仙台藩の伊達氏の一門である岩ヶ崎城主の中村氏家臣の阿部寅之助で次女。幼名はけさ。キクあるいは菊治という名は水沢の伊達氏から賜ったものであるとされる[1]。
斎藤耕平と結婚し、2男(長男・斎藤實、次男・斎藤省吾)を産んでいる。大正元年(1912年)に72歳で死去した[1]。