政治資金
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政治資金(せいじしきん)とは、政治家や政党が政治活動を行う際に使う資金のことである。政治資金の大半は企業や特定団体からの献金によって賄われているため、政治家と献金する企業・業界団体との癒着関係が生まれやすく、そのために汚職の温床となりやすいのが問題化している。
平成6年(1994年)に成立した政党助成法では総額300億円強(日本国民1人当たり約250円)の大金が政党交付金として各政党に配分されることになった。これにより企業や団体からの献金を縮小、廃止の方向にもっていくはずだったのだが、企業や団体からの政治献金はその後も無くなってはいない。平成11年(1999年)12月に政治資金規正法が改正され、政治家個人への企業・団体献金は禁止されたが、政党への企業・団体献金は認められたので、これらの禁止は何の意味も成していない。