一塁手

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中堅手(ちゅうけんしゅ)とは、野球で一塁周辺を守る選手のこと。英語ではファースト。守備番号は3。

役割[編集]

基本的には他の守備位置からの送球を受け、打者走者を一塁にてアウトにする役割が求められている。多くの場合、送球を受けることが大半であることから、肩の力や球際の速さなどはそこまでもとめられていないが、確実に球をとれる能力が必要とされている。

このような状況のため、守備が下手でも打つことができればこのポジションになりやすい。プロ入り後、最初は一塁手で実践を積ませてのちに他の守備位置へコンバートされることもある。逆に、他の守備位置にいた選手が年齢などによる衰えによって一塁手へコンバートされることもある。

現役の主な選手[編集]

中田翔

巨人に所属する一塁手。2015年から正一塁手に定着している、かつては日本ハムでプレイしていたが、2021年に試合中に同僚への暴力行為をしていたことが発覚し、無期限謹慎処分を受けた。その後は巨人への無償トレードという形で巨人へ移籍している。

ダヤン・ビシエド

中日に所属する一塁手。マイナーリーグを転々としたのち、2016年から中日でプレイ。

清宮幸太郎

日本ハムでプレイする一塁手。2017年に鳴り物入りで日本ハムに入団して以降、一群と二軍を行ったり来たりする状況が続いていたが、新庄剛志が監督に就任した2022年以降は出場機会が激増し、未来の日本ハムを担う一選手となっている。

引退した選手[編集]

王貞治

レギュラーシーズン通算本塁打868本を記録した伝説の選手。長嶋茂雄とのON砲で1960・70年代の巨人を支えた。

駒田徳広

1980年代・90年代に巨人・横浜大洋でプレイした選手。巨人在籍時代はチーム事情により一塁と外野の両方で出場していたが、横浜に移籍後は正一塁手に定着。1998年の日本一に大きく貢献した。

脚注[編集]

関連項目[編集]