怪談

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怪談(かいだん)とは「怪異譚」とほぼ同義。妖怪幽霊やあの世にまつわる話が多い。

概要[編集]

  • 恐怖系
  • 説話・訓話系
  • ほっこり系

など各種あるが、口承文学のひとつなので、各種のバージョンが混在しているケースもある。
最初は伝承的な話が主で、江戸時代には人を集めて100本のろうそくに火をともした後、一話語るごとに一本ずつ灯を消す百物語という催しがあったとされている。
近年では怪談専門の語り部が増え、かつては講談師が『番町皿屋敷』などを話していたが、ここ最近では稲川淳二が有名である。

怪談あれこれ[編集]

海の怪談[編集]

「舟幽霊」が有名である。海の亡者が船を沈めようとやってきて、「いなた貸せ」(「いなた」とは船から水(「閼伽」という)を汲みだすための柄杓。いなたの底を抜いて渡す。実写TVドラマ『悪魔くん』の「大海魔」に登場。
クラスメイトが海に飛びこむところを写真撮影したところ、そのクラスメイトは溺死してしまい、写真を現像したら水面から手が無数に伸びていたというものがある。
「七人みさき」などもある。

山の怪談[編集]

山小屋の主を何年もやっていると死にそうな人がだいたいわかるという。おまけにそういう人はいくら止めても山に登って行ってしまう。

コンピューターの怪談[編集]

「何を言い出すんだ君は?」と言われそうだが、あるらしい[1]ブレイングレイパンドラボックスの元代表の話だと、深夜に仕事場のパソコンで「0」が周回し、元居た場所に止まったと思ったら画面が全部「0」で埋め尽くされた後、巨大な「0」が画面に現れたという。もちろんキーボードには触れていなかった。
実際に「祓う」のを職業としているエクソシストがいる。いわゆる「バグ」はこういう人でなければ祓えない。下っ端のプログラマは「軽々しく『バグ』という言葉を使うな。バグとはもっと玄妙なものだ。『間違い』(エラー)といえ」と叱られたりする。

脚注[編集]

  1. 現実的にありますが何か?

関連作品[編集]

関連項目[編集]

参考文献[編集]