猫転送装置

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猫転送装置(ねこてんそうそうち)とは、主に猫を飼っている飼育環境において、飼い猫が転送される装置。

概要[編集]

猫用のクッションが主に送信装置とされ、籠、座布団、脱いでそのまんま放ったらかしておいたジーンズなどが受信装置となることが多い。

人間生活との関わり・利用[編集]

送信側の場所よりも受信側の場所が猫にとって快適である場合に動作するらしいが、「猫の至適環境」の条件がよくわからないため、再現性がなく、いまだ実用化は成功していない。したがって、「飼い主が『家の中のどこかでゴロ寝をしようかな』と思うと必ずそこに猫がいる」という悪夢的な状況が発生する。そこで猫をどけて寝ると胸苦しくなり悪夢に魘されて目を覚ますと胸の上に猫が乗っているという怖ろしい事態が出来(しゅったい)する。

その他[編集]

怪談として、夜、寝入りばなに布団の上を「ぽす、ぽす、ぽす」と猫が歩いてくるので、「しょうがねぇなあ」と思って布団に入れてやると、翌朝目を覚まして「あれ? うちの猫って半年前に死んだはずだよな?」というものがある。それを医者に言ったら「あぁ、それは入眠時幻覚といって、いわゆる金縛りですよ(笑)」とのことである。

脚注[編集]